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2011年10月13日
事業承継(2)「相続について話す機会を持ちましょう」

「相続」について皆さんは親子で話す機会を持ったことがありますか?
親が70歳であれば、子は30代から40代。この段階で親子で相続について話している方
は非常に少ないと思います。実際、現在60代であっても元気に働いていらっしゃる方も多
く、子供の方から「相続」について切り出すことは難しいでしょう。


ちなみに、男女の平均寿命(厚生労働省「平成22年簡易生命表」)は男性は79.64歳、
女性は86.39歳。平均余命の場合は多少異なりますが、男性であればあと10年弱で相
続を迎えてしまう訳です。
「あと10年もあるじゃないか」と思うかもしれませんが、相続対策を行う為には早ければ
早い方がよいと思います。
例えば、現行税制の場合、親の遺産総額1億円、相続人子2人のケースであれば相続
税は350万円課税されます。しかし、2人に年間100万円ずつ10年間贈与すると、相続
税は100万円。勿論、10年間で親の財産が増えたりしないことが前提ですが250万円
も差額が出ることになります。
相続対策で大事なことは「長期性」と「継続性」です。まずは、親子間で相続について話す
機会を持ちましょう。そして長期的な視点で相続対策を検討していくことが必要であると思
います。


税務コンサルティング部 資産税課  森本