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2017年02月10日
確定申告のご案内 Vol.10 「医療費控除」

今回は、「医療費控除」についてお伝えします。

医療費控除とは、
同居している家族や下宿などで別居している家族の為に医療費を支払った場合、
一定金額を所得から差し引く事が出来る制度です。
所得税だけでなく、住民税でもこの控除は受けられます。

医療費控除を受けることが出来る医療費は
その年の1月1日から12月31日までの間に支払った医療費です。
未払いとなっている医療費はその年の控除の対象となりませんので、
注意が必要になります。

医療費は支払った金額の全部を所得から差し引くことはできません。
一般的には医療費を10万円以上支払っていれば、医療費控除を使うことが出来ます。
※10万円未満の場合でも、所得の金額によっては使用する事が出来ます。
また、支払った医療費が保険金などで補てんされた場合は差し引く必要があります。

平成28年分の確定申告とは関係ありませんが、
平成29年1月1日より「セルフメディケーション税制」というものが創設されました。
こちらの制度は、医療費控除の特例であり、健康診断や予防接種などを受けた人が
薬局などで対象となるOTC医薬品(市販薬)を年間12,000円を超えて購入したときに
所得控除を受けることができるようになった制度です。
普段あまり病院には行かずに薬局などで薬を買って自分で治しているという人も
所得控除を受けられるようになりました。
従来の医療費控除と、このセルフメディケーション税制は
同時に適用することができません。
申告者自身がどちらか有利な方を選択することが大きな改正ポイントとなります。

いずれの控除を受けるためにも、医療費の領収書が必要になります。
無くさないようにしっかり保管しましょう。
介護で使っているオムツ代や歯の矯正でも医療費控除に該当するものがあります。
逆に、入院で支払った金額が全て使える訳では無いので注意が必要になります。

何か不明点や困ったことがあれば、お気軽にご連絡ください。
皆様のお電話お待ちしております!

税務コンサルティング部1課 鈴木