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2017年09月27日
新入社員の引出しVol.16「消費税の簡易課税制度」

今回は「簡易課税制度」という消費税の納め方についてお話ししたいと思います。

通常の消費税の計算方法では
「売上の際に受け取った消費税ー仕入の際に支払った消費税」で
納付すべき消費税額を計算します。

一方で簡易課税の計算方式においては、
「売上の際に受け取った消費税ー(売上の際に受け取った消費税×みなし仕入率)」
という計算式になります。
よって仕入の際に支払った消費税を考慮する必要がありません。
また、みなし仕入率に関しても、
事業種別に既に定められた率がありますので計算が大変容易です。

みなし仕入率は以下をご参照ください。

(事業種)         (みなし仕入率)
第1種   卸売業        90%
第2種   小売業        80%
第3種   製造業等       70%
第4種   その他事業      60%
第5種   サービス事業等    50%
第6種   不動産業       40%

この簡易課税制度を適用するには
①前々年の課税売上高が5000万円以下であること
②簡易課税制度の適用を受ける旨の届出書を事前に提出すること
以上2点の条件を満たす必要があります。

簡易課税制度は消費税の計算方法が簡単なだけでなく、
仕入や経費として支払う消費税額が少ない事業者にとっては大変有利な制度です。
しかしながら、一度簡易課税制度を選択すると2年間継続しなければならず、
還付を受けることができない等のデメリットもあります。
どの方法が自分にとって有利なのか、お気軽にご相談ください。
制度を上手く使っていきましょう。

会計コンサルティング部 小山

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